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人と人との絆在シアトル日本国総領事 太田清和 |
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謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年3月11日の東日本大震災には、当地ワシントン州、米国そして全世界から「オペレーション・トモダチ」など力強い援助が、また義援金・ボランティア活動など市民より心温まる支援が寄せられました。
戦後60年余り私達日本人は、貿易・投資のビジネス交流、姉妹都市交流、教育文化交流などに懸命かつ誠実に取り組んできました。当地では日系人が橋渡しをしてくれました。また高品質の日本製品、ハイテク技術、アニメ・和食などのクール・ジャパン文化が世界の人々を魅了しました。日本国民が皆で力を合わせ、世界の人々との間で信頼を築いてきたからこそ支援の輪が広がったのではないでしょうか。
被災地では、譲り合い助け合わないと生きていけない日々が続いています。国内外より温かい支援を得て、私達国民は「人と人との絆」のかけがえのない重みを感じています。わが国は「3.11」の後、心の豊かさを大切にする社会へと歩みを進めることになるのではないでしょうか。
「人と人との絆」は、温かい支援を寄せてくれた「世界の人々との絆」を深めることでもあります。わが国が世界と一緒に生きていくことでもあります。わが国はTPP交渉参加に向けて関係国と協議に入りましたが、平和と繁栄を分かち合うルールを一緒に作っていくことが、何よりも大切ではないかと考えています。
本年はシアトル万博50周年、桜寄贈100周年を迎えます。また3月11日にはシアトル・センターで震災1周年行事が企画されています。こうした機会を通じ、わが国と当地の人々との絆がさらに深まっていけばと願っています。日頃の領事サービスや日系企業支援にも、館員一同一所懸命に取り組んで参ります。
皆様のご多幸とご健康を心よりお祈りします。本年も宜しくお願いします。

