カレン・フレイザー氏(前ワシントン州議会上院議員)の叙勲受章
平成29年5月2日
4月29日、平成29年春の外国人叙勲において、日本政府は、カレン・フレイザー氏(前ワシントン州議会上院議員)に旭日小綬章を授与することを発表しました。同氏への叙勲は、日本・アメリカ合衆国間の交流促進及び日本文化の普及に大きく寄与された功績によるものです。
- 賞賜:旭日小綬章
- 功績概要:日本・アメリカ合衆国間の交流促進及び日本文化の普及に寄与
- 氏名:カレン・リース・フレイザー
- 主要経歴:
- ワシントン州議会上院議員
- ワシントン州議会下院議員
- サーストン郡議会議員
- レイシー市長
- エバーグリーン・ステート・カレッジ修士課程行政学非常勤講師
功績概要
カレン・フレイザー議員の日米関係への関与は、ワシントン州の州都オリンピア市と兵庫県社町(現加東市)の姉妹都市提携で重要な役割を果たした昭和56年に始まります。また後に、州議会上院議員として、ワシントン州と兵庫県の姉妹提携40周年及び50周年の記念事業準備委員会委員長も務め、双方の日米の政界及び経済界関係者間の貴重な交流事業を成功に導きました。同議員は、当地の日系コミュニティーにも多大な貢献をしてきました。オリンピア市のヤシロ日本庭園の造園やシアトルの二世退役軍人会館の改修を支援した他,平成25年には日本文化紹介行事「お正月inオリンピア」の立ち上げに尽力し,日系人の歴史,日本文化の保存・普及に貢献をしてきました。フレイザー議員は現在まで、35年以上にわたり、オリンピア・加東姉妹都市協会において、また、約25年にわたりワシントン州と兵庫県の姉妹関係においてボランティアをされています。同議員の交流促進及びワシントン州における日本文化普及への貢献は、今後何年にもわたり、日米関係に積極的かつ永続的な影響を与えることでしょう。