総領事からのメッセージ(平成30年7月豪雨について)

平成30年7月11日
7月8日までの数日間の豪雨により、鹿児島県から岐阜県に至る西日本の広い範囲で洪水や土砂崩れが発生しました。
その結果、10日現在、155人が亡くなり、80名程度の方が行方不明又は安否不明となっています。
一万人以上が避難所に身を寄せ、一万戸以上の家が浸水したと報じられています。
山間部などの状況は詳しく分かっていないため、今後被害の実態はさらに大きくなると言われており、少なくともこの30年間で最悪の豪雨被害となりました。
 
この度の大規模災害によりご家族や大切な人を亡くされた方々に、心よりお悔やみを申し上げます。
被害に遭われた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。
 
在シアトル総領事館の管轄するワシントン州、モンタナ州及びアイダホ州に御在住の方々の中にも、被災地の御出身だったり、親しい人が被災地に住まわれている方が多くいらっしゃると思います。
そのような皆様のご心配がいかほどであろうかと拝察いたします。
 
私は7月10日現在、日本に一時帰国しております。
天災の無情さに呆然とする思いで災害報道を見ています。
 
今後開設される支援受け入れ窓口についての情報は、準備が整い次第、総領事館ウェブサイトとフェイスブックにてご案内する予定です。また、災害支援団体がいち早く緊急支援チームを災害地域へ派遣するなど対応いただいていることに対し、深く感謝申し上げます。
 
今後、被災者の心の傷の回復と被災地の復興には、相当の年月と費用を必要とします。
皆様のご支援を日本につなげ、総領事館として少しでもお役に立ちたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
 
 
在シアトル日本国総領事
 山田洋一郎