バーチャルJISフェスティバルの開催

令和2年6月23日

 

6月4日(木),当館,ワシントン州日米協会,兵庫県ワシントン州事務所,ワシントン州日本語教師会の共催で「バーチャルJapan in the Schools (JIS)フェスティバル」を開催しました。3月に対面でイベントを実施する予定でしたが,新型コロナウイルス感染症の影響を受け,バーチャルイベントとして実施しました。

 


Japan in the Schools(JIS)プログラムは,ワシントン州日米協会が実施しているプログラムで,州内の学校で日本紹介及び日本語教育の補助授業を行っています。1994年に発足し,昨年発足25周年を迎えました
 

司会のリサ・マリア・ダクイラ氏

サラ・サンフォード氏


日米協会でJISプログラムを担当するリサ・マリア・ダクイラさんが司会を務めました。冒頭で,長年に亘りワシントン州日米協会の教育部会に関わり,右協会会長も務められたサラ・サンフォードさんよりJISプログラム25周年に対する祝辞が述べられました
 

 

また,ワシントン州日本語教師会の塚巻圭会長から挨拶がなされ,その後兵庫県ワシントン州事務所が兵庫県のPRビデオと共に県の魅力について語りました。
 


今年で37回目となるワシントン州日本語スピーチ&スキットコンテストは,バーチャルイベントへの移行に伴い,グループで寸劇を披露するスキット部門を,1人でも発表できる「クリップ部門」に変更しました。また,当日の発表ではなく,事前に参加者に作品を録画型に変更しました。スピーチ部門のテーマを「Making connections through the Tokyo Olympics and Paralympics」に,クリップ部門のテーマを「What do you know about Japan?」と定め,参加した高校生らは,授業で習得した日本語を使って思い思いの発表を行いました。


レベル4の優勝者,エリック・ブレイドリーさん(イサクア高校)

 

 クリップ部門で特別賞を受賞した
ジェイデン・ベックルさん(カーティスシニア高校)とエライアス・サスキンドさん(ルーズベルト高校)


スピーチ部門で最高レベルのレベル4では,「鳥のように」というテーマで自身の棒高跳びの経験を情熱的に語った,イサクア高校のエリック・ブレイドリーさんが優勝しました。また,クリップ部門では,カーティスシニア高校のジェイデン・ベックルさんとルーズベルト高校のエライアス・サスキンドさんの作品が創造性やオリジナリティを評価され,特別賞を受賞しました。
参加してくださった24名の皆さん,ありがとうございました。
 

また,フェスティバルでは,日本語を学ぶ中・高校生を対象とした日本や日本語に関するクイズ大会が開催され,大いに盛り上がりました。加えて,当館担当職員がJETプログラムを紹介し,プログラムへの参加を促しました。


 

最後に,山田総領事から今回のフェスティバルの実現に協力してくださったスポンサーを始め関係者の方々に謝意を述べるとともに,フェスティバルに参加した学生さんに対して激励の言葉を述べました。
 
 

ご支援頂きましたスポンサー企業・団体の皆様,共催団体の関係者の皆様,ボランティアの皆様,本当にありがとうございました。

 

フェスティバルの様子は,ワシントン州日米協会の下記のページからご覧頂けます。

https://www.facebook.com/watch/?v=2603019603291480

(フェイスブックのアカウント保持は不要です)