第38回ワシントン州スピーチ・スキット・コンテスト

令和3年4月6日
2021年3月6日(土)に、当館、ワシントン州日米協会、兵庫県ワシントン州事務所、ワシントン州日本語教師会の共催で「日本語フェスティバル(第38回ワシントン州スピーチ・スキット・コンテスト)」をオンラインで開催し、約130名が参加しました。
「スピーチ・スキット・コンテスト」は日本語を勉強している学生を対象にしたコンテストで、スピーチ部門とグループで行うスキット(寸劇)部門に分かれています。
今回は、従来の参加対象者であった高校生に加え、新たに大学生にも門戸が広げられています。
 
コンテストには、全部で28名の学生が参加しました。スピーチ部門は「My year 2020(私の2020年)」というテーマで、去年一年を振り返ってどのような年だったのか、どんな変化や発見があったのかを、それぞれが自分の言葉で語りました。スキット部門は「自由テーマ」のもと、参加者の創意工夫を促しました。
審査員が、事前に提出されたスピーチ及びスキットのビデオをもとに協議を行い、イベント当日に結果が発表されました。入賞者の氏名およびタイトルについては、こちらのウェブサイトからも確認できます。
入賞者の皆さん、おめでとうございます!

【高校生部門(レベル3)で優勝したウェズリーさん】
 

【高校生部門(ヘリテージ枠)で優勝したサヤさん】
 

【大学生部門(初学者枠)で優勝したアイリーさん】
 

【大学生枠(上級者枠)で優勝したレベッカさん】
 

【稲垣総領事からの挨拶】
 
コンテストを締めくくる挨拶として、共催団体やスポンサー、審査員に謝意を表明するとともに、外国語を学ぶことの難しさについて言及し、今回コンテストに参加した学生たちの日本語能力の高さに感銘を受けたと述べつつ、本イベントが開催された3月は「東日本大震災10周年」であることに触れ、被害を受けた際に米国から受けた支援について「日本は決して忘れない」と改めて感謝の気持ちを表しました。そして、日米の絆を強める上で言語の重要性を強調し、学生たちが今後も日本語学習を継続していくことを期待し、さらに日米および日本と太平洋北西部がこのような地域のイベントを通じて絆を深め続けることを望んでいますと述べました。
 
イベントではその他にも、「Kahoot(カフート)」 というアプリを使い、日本に関するクイズ大会を実施したほか、柳家東三楼(やなぎやとうざぶろう)氏による落語鑑賞会に加え、ブレイクアウトルームでの参加者同士の交流、日本にいるJET参加者からの現地レポートが行われました。
【「Kahoot」を使った日本に関するクイズ大会】

【柳家東三楼氏による落語の披露】
 

【日米協会によるJIS(ジャパン・イン・スクール)プログラムの紹介】
本イベントの開催にあたり、ご支援頂いたスポンサー企業・団体の皆様、共催団体の関係者の皆様に改めてお礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
 

【イベントフライヤー】