【実施報告】ワシントン大学-東北大学アカデミックオープンスペース更新署名式の実施

令和4年5月25日
稲垣総領事は4月18日(当地時間)、ワシントン大学-東北大学アカデミックオープンスペース(AOS)設置に係る覚書の更新署名式に参加しました。今回の署名式は、シアトル(ワシントン大学)と仙台(東北大学)とをオンラインで結んで実施されました。
 

冒頭挨拶をするワシントン大学コース総長(左)、東北大学大野総長(右)


署名済みの協定書を掲げる両大学総長

AOSは2017年4月に開設され、学生間の交流だけにとどまらず、研究者同士の共同研究の促進に力を入れて共同シンポジウムの開催や共著論文の発表を実施するなどにより両大学の連携を深めてきました。この5年間で40本を超える共著論文を発表するとともに、当館との共催により2018年2月に防災シンポジウムを実施するなど、パンデミック下でもオンラインにより協力を推進してきました。

今回の覚書更新により2期目に入るAOSは、第1期同様に、防災分野等での協力を継続しつつ、第2期ではダイバーシティも柱として連携を深めていくことが、両大学から発表されました。

AOSのこれまでの取り組みを報告する ワシントン大学大内教授 (現AOSディレクター)


今後のAOSの抱負を述べる ワシントン大学佐々木教授 (新AOSディレクター)

ワシントン大学と東北大学との連携は、数ある大学間の学術連携の中でも、双方にとってメリットのある成功例の一つであり、今後も更に連携が深まることを期待するとともに、当館は今後も本学術連携をサポートして参ります。

祝辞を述べる稲垣総領事

東北大学ニュースリリース