【イベント実施報告】ワシントン州日本文化会館 文化の日
令和4年12月13日
「文化の日」 ‐コロナ前を上回る来場者数を記録!
2022年11月5日、ワシントン州日本文化会館(Japanese Cultural and Community Center of Washington、以下「JCCCW」)において、日本文化を紹介する公開イベント「文化の日」が開催され、当館もブースを設けました。 パンデミックの影響で過去2年間は開催規模を縮小していましたが、今年は完全に対面式でのイベントに戻りました。
ステージでの武道、茶道、古典舞踊、紙芝居、太鼓などの実演のほか、来場者が日本文化を体験できるブースが設けられ、多くの来場者が訪れました。また、和菓子や日本風のカレーを提供するコーナーも設けられ、多くの来場者が舌鼓を打ちました。

【空手のデモンストレーション】

【太鼓ワークショップでは、小さなお子様も太鼓の演奏を体験することができました】

【カラフルでおいしい和菓子】
今年の「文化の日」のテーマは、ユネスコの人類無形文化遺産にも認定されている「和紙」でした。和紙は、利用用途のとても広い素材であり、日本文化において様々な場面で使用されています。会場では、和紙業者による工芸品の展示・販売が行われました。

【和紙業者は様々な和紙製品を提供し、来場者は手に取って見ることができました】

【和紙で作られた様々な和雑貨のサンプルの展示】
当館も、この和紙のテーマに沿って、和紙に関するビデオ上映や、和紙を使ったしおり作りの体験コーナーを設けました。300人以上が来場し、125人以上が当館のしおり作り体験にチャレンジするなど、大盛況でした。また、「文化の日」の直前に訪日観光客への入国条件が緩和されたこともあり、ブースで配布した、日本の旅行パンフレットや観光地マップも人気を博しました。


【領事館ブースでのしおり作りは、旅行パンフレットなどとともに大変好評でした】
この日のイベント全体の来場者数は750名近くとなりました。これはパンデミック以前の来場者数を上回る数字であり、イベント主催者にとってもブースを出展した当館にとっても嬉しい結果となりました。来場者の皆さんに日本文化の新たな一面を楽しく学んでいただいた「文化の日」は、皆さんの笑顔と大好評とともに幕を閉じました。