総領事着任のご挨拶

令和8年9月14日

 この度、在シアトル日本国総領事として着任しました廣田司(ひろたつかさ)です。

 私が外務省に入省したのは、冷戦の終焉直後のことでした。当時はベルリンの壁が崩壊し、湾岸戦争などが勃発するなど国際秩序は大きく変革した時期でしたので、「新しい国際環境で活躍してみたい」と感じた次第です。その後も国際関係は、幾度となく大きな変化を経験致しましたが、基本的価値及び戦略的利益を共有する日米関係の重要性は、一貫して不変です。入省後、数多くの国に出張・赴任する機会がありましたが、今回初めてアメリカ北西部に赴任することになり、期待で胸が高鳴っています。

 当館の管轄地域と日本との間には、長年にわたり培われてきた交流と協力の歴史があります。経済、文化、教育を始とする幅広い分野で築かれた信頼関係は、今日の日米関係を支える大切な基盤となっています。

 また、太平洋岸北西部は、世界的なイノベーション拠点として発展を続けています。こうした中、日本と当地域との連携の可能性はさらに広がっています。

 私も総領事として、これまで築かれてきた関係を大切に受け継ぎながら、新しい時代にふさわしい協力関係の構築に努めていきたいと思います。また、在留邦人の皆様が安全・安心に生活できる環境づくりや、日系企業の活動支援にも力を尽くしてまいります。

 どうぞよろしくお願いします。
令和8年9月14日
在シアトル日本国総領事
廣田 司

廣田 司(ひろた つかさ)
     兵庫県出身。外務省入省後、防衛庁(当時)出向、国連、軍縮不拡散、国際協力等の業務に従事。カナダ、インドネシア、オーストラリア、香港、イタリア、メキシコ所在の在外公館勤務を経て、現在、在シアトル総領事館総領事。イェール大学大学院卒。J.S.A.ワインエキスパート、産業カウンセラー。