ワシントン州日本文化会館(ワシントン州日系ヘリテージ協会)への外務大臣表彰の授与

令和6年10月3日

伝達式の様子
 

左から:伊従総領事夫妻、ローリー・マツカワ共同創設者、カレン・ヨシトミ事務局長、カート・トキタ理事長

 2024年10月2日、総領事公邸においてワシントン州日本文化会館(ワシントン州日系ヘリテージ協会)に対する外務大臣表彰授与式及び祝賀レセプションが行われました。同式典には、文化会館のメンバーやその御家族、友人、関係者等が出席しました。

 式典では、伊従総領事からワシントン州日本文化会館の長年の功績を称える祝辞が述べられ、賞状が授与されました。続いて、日本文化会館を代表して賞状を受け取ったローリー・マツカワ共同創設者は、同会館の創設に貢献した数多くの先達や、実際の創立にあたり共同創設者となった故キップ・トクダ元州下院議員、故ロン・マミヤ・シアトル市判事に感謝の意を表しました。また、カレン・ヨシトミ事務局長からは、同会館の運営・維持に尽力した職員やボランティア、そして彼らを支えてくれたご家族への謝辞が述べられました。

 ワシントン州日本文化会館は、「日本と日系の文化と伝統を守り、広め、共有していくこと」を活動目的として、2003年4月1日に創立されて以来、数々の歴史保存プロジェクトや、「子供の日」、「文化の日」等の年中行事を通した多彩な日本文化紹介行事、また、クラフトや体操、花札など高齢者のためのプログラムを提供しています。同会館では、1902年に創立された「国語学校」を元とする日本語学校も経営されており、現在、非日本人・非日系人を中心に約160名が日本語を学ぶなど、日本語学習の裾野拡大にも多大なる貢献をしています。