加柴司郎「Sushi Kashiba」経営者への叙勲伝達式
令和6年7月3日

伝達式の様子

左から:伊従総領事夫妻、加柴夫妻
2024年7月2日、総領事公邸において加柴司郎「Sushi Kashiba」経営者に対する勲章伝達式及び祝賀レセプションが行われ、旭日双光章が授与されました。同式典には、同氏の御家族や友人、同僚等が出席しました。
式典では、伊従総領事から加柴氏の長年の功績をたたえる祝辞が述べられ、勲記が読み上げられた後、勲章が授与されました。その後、加柴氏から、叙勲の栄誉に謝意を表するとともに、シアトルに来て60年近く経ち、いまでは日本人以外の顧客にも寿司が愛好されるようになった、これからも日本文化である江戸前寿司に対する挑戦を続けると述べられました。
加柴氏は、昭和41年の渡米以来、米北西部における江戸前寿司のパイオニアとして、60年近くにわたり、その土地で獲れた旬のものを食べるという江戸前の基本精神に立った伝統的な江戸前寿司の普及に尽力してこられました。同氏の活躍については、これまで様々なメディアで取り上げられており、米国社会における寿司・日本食の浸透に大きく貢献してこられました。同氏は、令和元年には農林水産省から「日本食普及の親善大使」に任命され、更に令和3年には、農林水産大臣から日本食海外普及功労者表彰が授与されています。