新型コロナウイルスを利用した不審電話,詐欺等に対する注意喚起

2020/6/25
新型コロナウイルスの感染拡大の情勢を利用して,電話,メール等により個人情報を不正に入手して悪用するケースが増加しているとして,米国司法省等が注意を呼びかけています。

これまでの例として以下のものがあります。
(1)新型コロナウイルス検査,治療等の提供を持ちかけるもの
(2)米国歳入庁(IRS)職員を騙るもの
(3)違法または存在しない慈善団体への寄付の勧誘
(4)ソーシャル・セキュリティ番号の不適切使用により,同番号が間もなく使えなくなると不安を煽り,個人情報を入手しようとするもの

犯罪者,犯罪組織は,手に入れた個人情報を使って,皆さんになりすまして様々な犯罪活動に使用します。発生した損害が皆さんに請求されてしまうこともありますので,絶対に個人情報を伝えないよう注意してください。

政府機関が電話で,個別に個人情報の提供等を求めてくることはまずないとお考えください。(関係政府機関の呼びかけについて,下記参照)

(詳細情報)
米国保険福祉省(HHS)は,これらの詐欺行為への対策として,以下の呼びかけを行っています。
(1)保険金等何らかの福祉厚生サービスを受け取ることと引き替えに,個人のメディケア,メディケイド番号を伝えない。
(2)新型コロナウイルスの検査やウイルス予防物品セールスの販売,勧誘には注意する。個人情報を提供した場合,他の詐欺行為に使用される恐れがあります。
(3)知らない名前,サイトからの新型コロナウイルスに関するリンク,テキストメッセージは開かない
(4)ソーシャルメディアサイト上の新型コロナウイルス検査,治療の提供情報,広告は無視する~健康状態のチェック,ウイルス検査は,医師もしくは信頼のおける医療従事者に依頼する。
(5)米国保険福祉省(HHS)からの新型コロナウイルス助成金の受取のためと称する,個人情報の提供要求には応じない。
(6)新型コロナウイルスに関する詐欺の疑いがある場合は,Disaster Fraud Hotlineへ電話(866-720-5721)もしくは,米国司法省サイト(https://justice.gov/DisasterComplaintForm)を通じて連絡してください。

ソーシャルセキュリティナンバー(SSN)も重要な個人情報ですので,不用意に他人に伝えないようにしてください。SSNの不適切使用の疑いを伝えて,不正に個人情報を得ようとする手口が発生していることについては,米国社会保障局(SSA)が注意を呼びかけています。https://faq.ssa.gov/en-us/Topic/article/KA-10018

なお,これらの犯罪は,電話やメールだけでなく,直接訪問して行われる場合もございますので,来訪者の応対の際は,必ずのぞき窓で相手を確認し,相手が立ち去らない場合は,911通報してください。

関連リンク
米国保険福祉省(HHS
https://oig.hhs.gov/coronavirus/fraud-alert-covid19.asp?utm_source=web&utm_medium=web&utm_campaign=covid19-fraud-alert
米国司法省
https://www.justice.gov/coronavirus/combattingfraud
FBI
https://www.fbi.gov/news/pressrel/press-releases/fbi-warns-of-emerging-health-care-fraud-schemes-related-to-covid-19-pandemic
米国社会保障局(SSA
https://www.ssa.gov/