イベント報告
高校生日本語イマージョン・キャンプ開催 (3月19日 於ユニバーシティ・プレップ・アカデミー)



3月19日(土)に高校生日本語・日本文化イマージョンキャンプがユニバーシティ・プレップ高校で行われました。このキャンプは当地で日本語を学習している高校生が一日日本語のみで過ごすというものです。今年は高校生約100名、先生10名、ボランティア35名が集まり、午前中は文化クラスを、午後はクイズ大会を行いました。
文化クラスは、教室では学べないユニークな方便講座や若者言葉のクラスや、書道、料理、和菓子作り、少林寺拳法、茶道、切り絵、はんこ作り、剣道、太鼓、ソーラン節といったクラスがありました。講師のみなさんは、日本語のみでインストラクションを行い、身振り手振りを上手に使って説明をしてくださったおかげで、学生も見て、聞いて、学ぶということができました。
また、昼食は佐久間公邸料理人が参加者全員に丼料理と味噌汁を振る舞いました。学生はみんな大喜びで厨房にお礼にきてくれる学生もたくさんいました。
午後はジャパン・ボウルという勝ち抜きクイズ大会を行い、日本に関する知識を問う問題で、日本語のレベルに関係なく、全員が参加できる設定になっていて、大いに盛り上がりました。クイズ大会の休憩時間には、餅つきを行い、つきたてのお餅をいただきました。
キャンプの終盤には、方言講座を取った学生が関西弁で受け答えするような光景も見られました。日本語イマージョン・キャンプは日本語を取る学生にとって大変重要なイベントです。当館はこれからも同キャンプをサポートして行きたいと思っています。ワシントン日本語教師会の先生方、ボランティアのみなさん、おつかれさまでした!