ワシントン州にお住まいの皆様へ（スノホミッシュ郡の土砂災害に関する注意情報）
総領事館からのお知らせ
２２日(土)午前，ワシントン州スノホミッシュ郡中部のスティルアグアミッシュ川ノースフォーク流域で大規模な土砂崩れが発生しました。この土砂崩れで少なくとも１６名（３月２６日現在）が死亡し，また地元緊急事態当局によれば，行方不明者は１００名を超えると言われています（３月２６日に９０名に修正）。同郡によれば，現場はアーリントン市とダーリントン市を結ぶ州道５３０号線沿線のオソという町から数マイル東の地点で，土砂災害現場はおよそ１平方マイルに及ぶことから州道５３０号線は通行止めの措置がとられており，復旧の目途は立っておりません。
本年はワシントン州西部地域の降雨が多く，気温の上昇により雪解け水が河川に流れ込むことから，今後も州内の山間部を中心に河川の氾濫や土砂崩れが発生する可能性があります。
土砂災害に巻き込まれないよう，以下のようなポイントに留意の上，万全の災害対策を取ることをお勧めいたします。
- 居住地を管轄する緊急事態対応当局（連邦・州・郡・市の緊急事態管理局(室)・消防・警察等）が提供している防災情報・避難対処計画を確認する。
- 災害が発生した場合の対処法(連絡法)について家族・職員全員で話し合い，各家庭・各職場で緊急事態対処計画を作成する。
- 防災キット(詳細は当館ＨＰ上の「安全の手引き」に詳しく掲載しています)を備蓄し，定期的に更新する。
- 居住地または職場周辺の地形に習熟し，所在地のリスクについて理解しておく。
- 近所の傾斜部の排水の流れ（特に雨水の合流地点）に注意する。
今回の土砂災害に関する最新の情報は，スノホミッシュ郡ウェブサイト（下記）にてご確認下さい。
