イベント報告
「Set for JET!」JETプログラム出発前研修(平成23年7月8~9日)
7月8日と9日の二日間に渡り、在シアトル総領事館と大西洋北西海岸JET同窓会(PNW JETAA)が共同主催で、新しいJETプログラムの参加者の出発前準備として、これから始める仕事に関しての出発前研修を開きました。
26人の熱意のある新しいJETプログラム参加者が出発前研修に出席し、これから一年間を日本で過ごすために必要なことの他、教育の現場において、アメリカ社会を代表することになる、という点についても学びました。
最初の日は、現場での教育方法が中心でした。ノースウェスターン大学のスーザン・コバシガワ教授が第二言語としての英語学習者・教授法理論(ESL/TEFL)と実際の現場での応用法ついて話しました。続いてJET同窓会のメンバーからもプレゼンテーションが行われた後、JETプログラム参加者は日本の中学校で英語を教える模擬授業を行いました。
研修二日目では、日本での滞在中に知っておくべきことを中心に話が進められました。JETの同窓会の代表からは、出発する前に何を準備すればよいかや、JETプログラム参加中、いかにして与えられた時間を最大限に活用し、自分のゴールを設定するか、という議論が交わされました。また、JETプログラム同窓会はQ&Aセッションやオープンフォーラムを開き、新しい参加者からの質問に答える機会を設けました。
今年の出発前研修に対しては参加者より好意的な感想が寄せられました。この研修に参加したことにより、2011年度のJETプログラム参加者はより早く日本の風土と生活に慣れ、日本社会全体と各地のコミュニティーにより大きな貢献ができるようになることでしょう。
太田総領事の「2011年のJET」へのスピーチはこちら(英語PDF)
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