領事館安全情報
欧州におけるテロ事件等の脅威に関する注意喚起
在シアトル総領事館
平成22年10月6日
在留邦人の皆さまへ
1 10月3日、米国国務省は、欧州におけるテロ攻撃の可能性について渡航
警報を発出しました。同警報では、最新の情報が、アル・カーイダ及び関
連団体が引き続きテロ攻撃を計画していることを示唆しているとして、自
国民に対して公共交通機関及び観光施設を攻撃する可能性に注意するよう
警告しています。
2 同日、英国外務省はフランス及びドイツに関する渡航情報を更新し、両
国におけるテロ脅威度を最高度に引き上げ、海外駐在者や外国人旅行者が
頻繁に訪れる場所を含めて、無差別攻撃が行われる可能性について注意喚
起をしています。
3 一部報道によれば、当局関係者の話として、テロの計画はまだ初期段階 だが、計画されているテロは、ホテル、レストラン、鉄道駅等十数か所に おける連続した無差別銃撃や爆弾によるテロ事件とされています。
4 つきましては、欧州に渡航及び滞在を予定している方は、テロ等不測の 事態に巻き込まれことのないよう、最新の治安情勢の情報入手に努めると ともに、テロの標的となりやすい場所(政府・警察関係施設、公共交通機 関、観光施設、不特定多数が集まる場所など)を訪問する際には、周囲の 状況に十分注意を払うなど慎重な行動をとるようにしてください。また、 テロ事件が発生した場合の対応策を再点検し、状況に応じて適切な安全対 策を講じられるよう心掛けてください。さらに、緊急事態に備え、連絡手 段を常時確保できるよう心がけてください。
○外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp/