領事館安全情報
太田総領事メッセージ:東北地方を中心とする大規模地震の発生について
今回の東北地方を中心とする大規模地震(マグニチュード8.8)の発生により、広い範囲で大きな被害が発生をいたしております。被災された方々には、心からお見舞いを申し上げます。
現在、日本政府としましては、菅内閣総理大臣を本部長とする緊急災害対策本部を直ちに設置し、人命救助、情報収集、安全確保、被害を最小限に抑えるため、政府として総力を挙げて取り組んでおります。
そのような中、本11日、菅首相とオバマ大統領との電話会談が行われ、大統領は犠牲者に哀悼の意を示した上で、「米国として可能なあらゆる支援を行う用意がある。今後とも双方の関係当局同士で緊密に連絡を取り合っていきたい」と述べられ、米政府として支援を惜しまないとの考えを表明されました。これに対し、菅首相は「早速のお見舞いの電話に心より感謝する。米国からは、地震後の早い段階で在日米軍も含めて米政府として協力したいとの申し出をいただいている」と応じました。同盟国である米国からの協力、支援は、我が国にとって大変重要であり、今後とも緊密に協力しながら、事態に対処していくことが必要不可欠であると考えております。
日本では電話が繋がりにくく、日本に滞在している家族、友人、知人などの安否を心配されている方も多いかと思います。日本に滞在している家族、友人、知人などの状況についての問い合わせは、当館ホームページの関連記事を確認の上、対応願います。当館としましても、出来る限りの情報収集に当たる所存です。
また、今後とも、当館ホームページ等を通じて、情報発信に努めてまいりますので、ご確認下さい。
平成23年3月11日
太田清和
在シアトル日本国総領事館総領事