領事館安全情報
在留邦人の皆さまへ(シアトル総領事館からのお知らせ)
在シアトル総領事館
平成24年1月20日更新
大雪に関する情報4 (ワシントン州危機管理局発表:1月20日午前11時30分現在)
1 グレゴア、ワシントン州知事は1月18日、州の非常事態を宣言しました。
参考:ワシントン州ホームページ
http://www.governor.wa.gov/news/news-view.asp?pressRelease=1838&newsType=1
2 ワシントン州、グレイズ・ハーバー郡、キング郡、ルイス郡、メイソン郡、ピアス郡、サーストン郡、シアトル市、ケント市、アーバン市、ピュヤラップ市、マックルシュート族でそれぞれ緊急オペレーションセンターが起ち上げられています。
3 ワシントン州危機管理局は、次の通り注意を呼びかけています。
(1)道路の閉鎖について
・ 車で外出しなければならない場合は、道路状況をワシントン州交通局のホームページで確認してください。
http://wsdot.com/traffic/trafficalerts/default.aspx
・ 交通状況は5‐1‐1番で電話でも確認できます。
・ ゴージ地区のSR14号道路では道路の凍結により、通行は非常に危険な状況です。
(2)天候状況
各地の天候状況をホームページで確認できます。
• シアトル市:
http://www.wrh.noaa.gov/sew/
• スポケーン市: http://www.wrh.noaa.gov/otx/
• ポートランド市: http://www.wrh.noaa.gov/pqr/
• ペンドルトン市: http://www.wrh.noaa.gov/pdt/
(3)洪水・土砂崩れ
ワシントン州南西部の河川付近では、21日土曜日の朝まで洪水に対する注意が必要です。また、激しい降雨と雪解け水の影響で土砂崩れの危険があり、急な坂の近くにある建物や道路では特に注意が必要です。
(4)停電状況
停電で現在約27万7千人に影響が出ており、最も大きな影響を受けている地域はサーストン郡、ピアス郡、キング郡、スノホミッシュ郡です。復旧には時間がかかる見込みです。
(5)一酸化炭素中毒の危険性
停電時においては、屋内でガスグリルや練炭を使用することによる一酸化炭素中毒の危険があります。自分自身を守るために注意すべき点について下記をご参照ください。
参考:ワシントン州危機管理局
http://www.emd.wa.gov/preparedness/CarbonMonoxideDanger.shtml
(6)緊急時の留意点
・ ご近所同士で助け合ってください。(特にお年寄りや体の不自由な方がいる場合)ワシントン州危機管理局による地域マッププログラム(MYN)をご活用ください。
参考:ワシントン州危機管理局
http://www.emd.wa.gov/myn/index.shtml
・ 地域のテレビやラジオで天候や交通の状況を確認しましょう。
・ 洪水が発生している場所では、歩いたり車を運転することはやめてください。
http://www.emd.wa.gov/activations/Activation.shtml#resources
・ 落ちている木の枝等にご注意ください。
・ 切れている電線がある場合には、30フィート以上離れ、下をくぐることは絶対にやめてください。また、切れている電線と隣接する木や枝にもご注意ください。車内にいて電線が落ちてきた場合には、車から降りずに9‐1‐1番通報をしてください。
http://www.emd.wa.gov/preparedness/videos/video_downed_power_line_safety.shtml
・ 停電になった場合は、冷蔵庫と冷凍庫のドアの開閉をなるべく控えることで冷凍食品を2日間は凍った状態で保存することができます。
http://www.emd.wa.gov/preparedness/prep_foodsafety.shtml
・ 屋内での発電機・バーベキューグリル・灯油ヒーターの使用は、一酸化炭素中毒の恐れがありますのでやめてください。
http://www.emd.wa.gov/preparedness/videos/video_carbonmonoxide.shtml
・ 発電機の使用は安全に行ってください。
http://www.emd.wa.gov/preparedness/videos/video_generatorsafety.shtml
・ 交通量を減らすため、また事故を避けるためになるべく外出は控えてください。
・ 車で外出しなければならない場合は、緊急用具を携行、大通りを利用し、交通指示に従ってください。家族に行き先を知らせてください。
・ 車が立ち往生した場合には、車から降りずに助けを待ってください。
(7)ワシントン州911番当局・地域の電話局では次の点に注意するよう呼びかけています。
・ 必要な場合以外はなるべく電話を使わないでください。ファックスやパソコンも電話線を使用することを念頭におき、命に関わる緊急時に備え利用は控えてください。
・ 警察や消防隊、救急隊の必要な緊急時以外は9‐1‐1番通報はしないでください。
・ 緊急以外の問題が起きている場合は、それぞれのサービス窓口へご連絡ください。
・ 悪天候の影響で、受話器を取っても発信音が鳴るのに時間がかかる場合があります。発信音がすぐに聞こえてこない場合は、電話を切らずにそのまま数秒お待ちください。