領事館安全情報
在留邦人の皆さまへ(シアトル総領事館からのお知らせ)
在シアトル総領事館
平成24年5月30日更新
シアトル市近郊において確認されている住宅強盗の手口に関する注意喚起
1.当局の情報によると、シアトル市近郊の住宅において、以下の手口による住宅強盗未遂事件の発生が確認されています。
2.犯行の手口は、複数の犯人等が
○ のぞき穴をふさぎながら玄関ドアをノックする。
○ 出てきた家人に対して犯人の1人がいきなりペッパースプレーを噴射する。
○ 家人がひるんだ隙に別の犯人が屋内へ強引に侵入する。
というもので、飼い犬に驚愕した犯人等が逃走したため被害は免れましたが、今後も犯人等が同様の手口で犯行を重ねるおそれがあります。
3.なお、上記犯行で目撃された犯人等は、ペッパースプレーを噴射した者が白人女性、屋内に侵入した者が黒人男性であったこと、他にも仲間の存在があったことが確認されており、その他犯人等が被害家屋の2軒先の住宅前に、車種等不明ですが「黒色のSUV車」を駐車していたことも判明しています。
4.このような犯罪による被害を防ぐため、以下のことを心がけましょう。
(1) 知らない者が訪ねてきても、すぐにドアをあけることはしない。
(2) 誰かが訪ねてきたときは、常に声を出して返答し、誰かが在宅していることを知らせる(窃盗犯、時に正当な訪問者を装ってドアをノックするなどし、返答がない場合は家人不在と判断して、屋内に侵入することがあります)。
(3) 子どものいる家庭において、子どもだけで留守番する場合、誰かが訪ねて来たときどのように対応すべきか、しっかり教えておく。
【対応例】
犯 人:(ドアをノック)
子ども:どなたですか?
犯 人:窓を販売しています。
子ども:父さん/母さん、誰か来ているよ(大きな声で。その後しばらく待つ)
子ども:いりません(電話を持って、犯人が立ち去るまで確認。不審な動きをした場合は、911通報)
(4) 不審な訪問者があった場合は、近所の人にも知らせる。
(5) 不審な行動を取る者を見かけた場合は、すぐに911通報
(6) 可能かつ安全な状況と判断される場合のみ、不審者、車両(ライセンス・プレート)の様子を写真撮影