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領事館安全情報

在留邦人の皆さまへ(シアトル総領事館からのお知らせ)

 

在シアトル総領事館
平成24年11月14日更新

「車上狙い」にご注意ください

1.ここ最近、邦人の車上狙い被害が多発しています。被害の場所は、路上やレストラン駐車場
等が多く、被害品として現金やパソコン、旅券等が報告されています。またそのほとんどは、車内に貴重品入りのバッグ等を置いていたところ、窓ガラスを割られて被害に遭ったものです。

2.車上狙いの被害に遭わないために、以下の意識を持つことが肝要です。

    (1) 当地における窃盗事件の発生率は、手口にもよるが日本の数10倍から100倍に及ぶ。

    (2) 車内は、安全な荷物の保管場所ではない。

    (3) 旅券の保管・管理には特に注意。査証を取得して当地に滞在している場合、旅券を盗まれると、本邦に帰って査証を再取得しなければならないなど多大な負担が生じることも。

3.被害を避けるため、具体的に以下の点を心がけましょう。

    (1) 駐車場所に気を配る。施錠は確実に。
    可能な限り、屋内駐車場や管理人がいる場所への駐車を優先し、こうした場所がない場合 は、人や車の往来があり、周囲から目が届く場所、夜間であれば街頭の明かりが十分届く場所などを選んで駐車しましょう。また、短時間でも確実に車は施錠しましょう。

    (2) 車内には荷物や貴重品を置かない。
    バッグや荷物などはもちろん、現金やカーナビ(GPS:取付用の器具も含む)を車外か ら見える位置に置いたままにして車から離れることは避けましょう。たとえバッグの中に貴重品がなくとも、犯人が「金目の物があるかもしれない。」と思い、犯行に及ぶ可能性があります。

    (3) 車内にガレージ・オープナーを置いたままにしない。
    最近の侵入窃盗の手口の一つに、「駐車車両からガレージ・オープナーを盗み、車内に置 いてある自動車の登録証等から車の持ち主の自宅住所を割り出す。その後、車の持ち主の自宅に行ってガレージから侵入、屋内で盗みを働く。」というものがあります。こうした犯行は、映画館の駐車場等、車の持ち主がしばらくは自宅に帰らないと強く推察されるような場所で多く発生しています。

    (4) どうしても車内に荷物を置く必要がある場合は「トランク内」へ
    確実に被害を避けられるわけではありませんが、車外から荷物等が見えないため被害に 遭う確率は低くなります。ただし、目的の場所で駐車した後にトランクへ荷物を納めること は避け、前もって、又は別の場所で行うようにしましょう。駐車場で荷物をトランクに入れ るところを見られ、盗難被害に遭った事例もあります。(了)