1. 治安・安全情報
  2. ワシントン州の治安情勢
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安全対策情報

2014年1月~3月期

  1. 社会・治安情勢

  2.   3月22日にワシントン州スノホミッシュ郡オソ近郊の州道530号沿線で大規模な地滑りが発生し,約1平方マイルの地域で家屋等が土砂に流された。同州知事は同日スノホミッシュ郡に緊急事態宣言を発布した。この土砂災害で39名の死亡が確認されている(4月19日現在)。
     

  3. 一般犯罪・凶悪犯罪の傾向

  4. (1)シアトル市警察が発表した主要犯罪発生件数報告によれば,2013年中の主要犯罪(殺人,強姦,強盗,加重暴行の凶悪犯罪及び侵入盗,単純窃盗,自動車盗の財産犯罪)の総発生件数は,前年同期と比して約1パーセント増加した。うち凶悪犯罪は昨年同期比2パーセント減であるが,強盗が1割以上増加した。また財産犯罪は昨年同期比2パーセント増であり,特に侵入盗と自動車盗の増加が顕著であった。


      2013年中のシアトル市における主要犯罪発生件数累計(前年比)

      【凶悪犯罪】 2012年 2013年 増減
      殺人 26 23 12%減
      強姦 121 101 17%減
      強盗 1447 1599 11%増
      加重暴行 2183 1972 10%減
      3777 3695 2%減
             
      【財産犯罪】      
      侵入盗 6633 7396 12%増
      単純窃盗 20656 19806 4%減
      自動車盗 3541 4220 19%増
      30830 31422 2%増
             
      【主要犯罪総計】 34607 35117 1%増

(2)上記のとおり,主要犯罪の発生件数は昨年と比して微増傾向を示しており,強盗,侵入盗,自動車盗はいずれも増加しており,シアトル市に限らずその近郊都市においても,銃器発砲事件・けん銃を使用した殺人事件等の凶悪事件が多発しており,体感治安は決して良好とは言えない状況である。

    2 殺人・強盗等凶悪犯罪の事例

    (1)強盗

    当地管内においては,期間中銃器を使用した路上強盗事件や,一般住宅への押し込み強盗が多発している状況であるが,特筆すべき事件は認めない。


    (2)殺人

    当地管内においては,銃器や刃物を使用した殺人事件が発生している状況にあるが,特筆すべき事件は認めない。


    (3)強姦

    特筆すべき事件の発生はなかった。


    (4)邦人被害の有無

    特筆すべき事件の発生はなかった。


    3 テロ・爆弾事件発生状況


    (1)テロ事件

    期間中,かかる事件の発生情報には接していない。

    (2)爆弾事件

    期間中,かかる事件の発生情報には接していない。

    (3)邦人被害の有無

    期間中,テロ・爆弾事件の邦人被害情報には接していない。


    4 誘拐・脅迫事件発生状況

    期間中,特筆すべき事件情報には接しておらず,邦人被害も認知していない。


    5 対日感情

    全般的に良好であると認められる。


    6 日本企業の安全に関わる諸問題

    特段の問題を認めなかった。


    7 邦人安全対策のために取った具体的措置

    (1)犯罪発生状況,安全対策情報の当館ホームページへの掲載

    ワシントン州における犯罪発生状況について,期間中に12月,1月及び2月の事件情報を総領事館ホームページに掲載したほか,1月31日に「安全の手引き」,3月27日に「スノホミッシュ郡の土砂災害に関する注意喚起」と題する総領事館からのお知らせを作成し,それぞれ総領事館ホームページに掲載するとともに,当地日系コミュニティサイト運営会社や日系コミュニティ紙にもこれら情報を提供し,邦人が多く目にするメディアを通じた邦人への周知,注意喚起を図った。


    (2)安全対策情報のメール配信

    シアトル安全対策連絡協議会メンバーに対し,上記安全対策情報をメールにより発信し,広範囲な関係者間における情報共有を依頼した。


    (3)留学生セミナーの開催

    3月26日,この春よりワシントン大学に留学予定の学生(32名)を当館に招き,「安全対策セミナー」を実施した。



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